
162.忘れえぬ患者さんたち(その10)――発作に気が付かない人とそれを見守る家族の苦悩(2017年4月号)――
てんかん発作があったということに気付かない患者さんがいる。倒れてけいれんを起こす大きな発作は患者さんの多くが気づいているが、一瞬意識がとんで...
てんかんの理解のために
てんかん発作があったということに気付かない患者さんがいる。倒れてけいれんを起こす大きな発作は患者さんの多くが気づいているが、一瞬意識がとんで...
長い間てんかんの診療をやっているとおかしな症例に出会うことがある。失礼だがめったに見られない興味ある症例ともいえる。その中でも、おかしな動作...
未体験の事柄であるはずが、過去にどこかで体験したことがあるような錯覚を覚えることがある。知らない人に出会っても過去にどこかで会ったことがある...
これまで薬でも治らない、手術しても良くならなかった側頭葉てんかんが新薬で治った話をしよう。 初診時15歳女子、10歳ごろから「急に意識...
「不機嫌症」という言葉がある。人は誰でも嫌な目にあうと機嫌を損ねる。すぐに機嫌を直してニコニコする人もいれば、いつまでもこだわる人もいる。極...